先日、「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」になりました。
まさか自分が?って思ったけど、振り返ると、体と心はずっと無理してたんだと思います。
自分では、そんなにストレスを感じていなかった
美容師の仕事で一番稼ぎ時と言われる12月を前に、突然「11月から給料を下げます」という告知がありました。
「なぜ?この年末に向けて一生懸命頑張ってきた年なのに。。」 「年末が一番の自分が頑張ってきた証明になる時期なのに。。」
驚き、悔しさ、不安……いろんな感情が押し寄せたけど、 私は「雇われてるから仕方ない」と自分に言い聞かせて、何も言えずに飲み込みました。
でも本当は、悔しくて悔しくて、何度も夜に泣いて、眠れない日もありました。。。
そのときの私は、自分の本当の気持ちを感じることをやめていた気がします。
最初は「舌がピリピリ」から始まった
ある日、舌が炭酸水を飲んだみたいにピリピリし始めて「ん?疲れてるのかな?」くらいに思っていました。
でも数日後、背中がズキズキと痛み始めて、「インフルエンザかな?」と思って熱を測っても平熱。
そのうち、背中に赤い発疹が…。
調べてみると「帯状疱疹」という言葉が出てきて、「発疹が出てから72時間以内に治療を開始するのが大切」とあり、すぐに皮膚科へ。
「帯状疱疹」という診断
結果はビンゴ。
幸い、診察が早かったため、薬ですぐに対応できて大事には至りませんでした。
でも、もしあのまま放置していたら、顔や目、耳などに広がったり、後遺症が残る可能性もあったそうです。
「私、弱かったんだな」って思いました。
でも同時に、「自分の気持ちにフタをして、無理してた結果がこれなんだな」と、体が教えてくれた気もします。
体って正直なんです。
ストレスって、自分では気づきにくい
人って、頑張ってる時ほどストレスに鈍感になる気がします。
私も「まだいける」「疲れてない」って思い込んでた。
ほんの少しの違和感──ピリピリする、変な痛みがある、眠れない、食欲がない──そんな小さなサインを見逃さないでください。
体は正直です。体からのSOSを感じて、たった一つの自分の体をもっと労わってあげようと思いました。 そしてここから本気で「雇われをやめよう」と心に決めました。
私みたいに、「ストレスなんてない」って思ってるあなたにこそ、届いてほしい話です。
「心の声を無視しないこと。自分を守れるのは、自分だけ。」
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